足場材の「アンチ」とはどの部分?
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2021/05/01
コラム
建築現場では普段聞き慣れないような用語が多く飛び交いますが、「アンチ」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
今回はこの「アンチ」とはどういうものなのかを解説します。
▼アンチ=足場材の床部分のこと
アンチとは、簡単に言うと、建築現場の足場材の床部分のことです。
踏板、もしくは床付布板などとも呼ばれており、こちらのほうが意味がわかりやすいかもしれませんね。
建築現場は高所での作業が多くなるため、建物の周囲に足場が組まれます。
単に金属パイプを組んだだけでは作業員が歩けませんので、アンチによって歩ける場所を作るというわけです。
■どうして「アンチ」というの?
アンチという言葉を聞くと、一般の方は「反対」「否定」のような、あまり良くない言葉が思い浮かぶことが多いでしょう。
実はこれは、あながち間違っていません。
「アンチ」の語源は、「アンチスリップメタル」からきていると言われています。
意味としては「すべらない鋼板」です。
頭の部分だけ抜き出すと「否定」の意味を含みますが、全体としては非常に安全な足場材であることを意味しています。
そう考えると安心感がありますね。
■水対策も万全
建築現場では雨によって足場が危険になることもあります。
そのためアンチには小さな穴が開いており、水を溜めない配慮がされています。
他にも全体に小さな突起をつけてすべりを防止するなど、現場作業における危険を最小限にするための工夫がたくさん詰まっているんですよ。
▼まとめ
建物が完成すればすぐに撤去されてしまう、儚い運命にある足場材ですが、アンチをはじめ色々な工夫を凝らした部品が数多く使われています。
建築現場に出会った時は、足場材の部分を観察してみると面白いかもしれませんね。